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【オリジナルのお茶の記録】


倚邦古樹青餅2014年 その1

yi bang gu shu qing bing

倚邦古樹古樹青餅2014年プーアル茶

■概要
製造 : 2014年4月12日(4月20日)
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県象明山倚邦古茶樹
製茶 : 漫撒山の工房
茶廠 : 漫撒山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶 180gサイズ
保存 : 西双版納―上海

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

■生茶プーアール茶
2014年の春に倚邦山の森の中の3本か4本の茶樹から採取された茶葉でつくった生茶です。180gの小さなサイズの餅茶に加工しました。
当店のオリジナル品です。
+【当店オリジナルのお茶について】

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

※製造日付は4月12日ですが、圧延加工が終了したのは4月20日でした。4月12日の予定が延期して20日になったためです。
茶摘みは3月17日。毛茶になったのは3月18日です。
 

■倚邦山について
倚邦山は明代の1600年頃に栄えた茶山です。
まだどこの国ともはっきりとしない時代の西双版納において、はじめて中国茶がつくられた場所です。
お茶づくりをする私人茶庄(民間のメーカー)が軒を連ねていた石畳の道が今も残っています。

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦山のお茶の歴史は古く、もともと山岳民族が茶を生活に利用していたところに、遠い昔に交易品を求めてやってきた回族や漢族の商人が茶を外地に運び出して販売していた記録が唐代(618年ー907年)からあります。
やがて中国茶が世界中に売れるようになってゆく明代(1368年 ー1644年)に、急成長する需要に応えられる生産量のあるお茶どころが必要でした。そこで明王朝は西双版納に目をつけます。西双版納の北の雲南省紅河州石屏の漢族が明代に移住して、中国茶の大規模な生産がはじまりました。
このとき技術者と共に茶の苗も多く運ばれてきたようで、この地域にはもともと無かったはずの小葉種や、丸い葉の香りの強い品種など、現在でも倚邦には多く残っています。

参考ページ
+【倚邦古茶樹 写真】
+【西双版納の江北の茶山について】

■品種について
小葉種にもいくつか種類があり、葉の色や形の異なるものが何種も見つかります。
また、もともとこの地域に生息していた大葉種もあり、農地はバラエティーに富む混生状態となっています。

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

倚邦古樹青餅2014年

実生(種から増える)の古茶樹は、母樹とはちょっとずつ異なる性質の子供が生まれます。それを繰り返してゆくうちに品種は混生状態となりますが、倚邦にはそれだけでは説明のつかないくらい多くの品種が混生しています。
おそらく明代のお茶どころとして開発された時代に、栽培から製茶までの大規模な実験が行われたのではないかと推測しています。世界に売れる「中国茶」の開発がここにはじまり、現代のプーアール茶が誕生したのです。

倚邦古樹青餅2014年

■その2 品茶
+【倚邦古樹青餅2014年 その2.】


倚邦古樹青餅2014年 1枚 180g 終了


 

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