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易武単樹青餅2014年・秋天プーアル茶　その１

yi wu dan shu qing bing

• その１　単樹　＜
• その２　製茶

■概要
製造　：　2014年10月28日
茶葉　：　易武山老街古茶樹の単樹
製茶　：　易武山の工房
茶廠　：　易武山の工房
工程　：　生茶のプーアル茶
形状　：　餅茶　180gサイズ
保存　：　西双版納―上海
※山の農家での混入物があるかもしれません。気をつけて取り除いておりますが、残ることがあります。あらかじめご理解ください。

（写真のこの茶樹から採取された茶葉です。）

2014年の秋に一本の茶樹から採取した茶葉でつくった生茶です。
晒青茶の総量750gを、180gサイズの餅茶4枚に加工しました。そのうち3枚を出品し、1枚を崩し売りいたします。
当店のオリジナル品です。
+【当店オリジナルのお茶について】

■易武老街
易武山の中心「老街」の裏山にこの茶樹があります。
易武山はお茶づくりの歴史の古い土地です。
参考ページ
+【西双版納の江北の茶山について】

山道を車で20分ほど。
山の尾根には松林の森があり、すぐ下に農地があります。製茶工房の考えで、この数年は剪定や台刈りを一切行わず、枝を自由に伸ばしています。また、年に一度草刈りをするだけで、鍬入れはしません。采茶は春に２度、秋に１度か２度。それ以外は茶樹を休ませています。もちろん、無農薬・無肥料の栽培です。人間の管理下にある農地としては、理想の自然栽培に近づいていると言えます。

■自然栽培
この地域のすべての農家が自然栽培をしているわけではありません。ほんの数百メートル隣には「台地茶」と呼ぶ畝作りの茶畑もあります。現在の自然栽培と茶畑の茶葉の価格の差は５倍も開いていますが、それでもなお自然栽培に高い需要があります。この地域では素材重視のお茶づくりが経営的にも成功しています。

農地は雑草が茂り、虫だらけです。
茶葉に付いたまま摘み取られ、いっしょに製茶され、混じったままになることもあるでしょう。農地も茶葉も生き物たちも健康だから、お茶を飲む人の体も健康になるのです。自然環境と人の体は一体です。流通も消費者も健康への理解が必要です。

■単樹
この農地には樹齢100年以内の小さな茶樹が多いのですが、数本だけ、いつの時代からあるのか知られていない古い茶樹が残っています。過去に何度か台刈りされているため、数本に分かれて密集しているように見えますが、根本で一本につながり、その幹周りは大人ひとりでは抱えきれないほどです。

樹高は7メートルほどあり、ヒョロヒョロとして見えますが、幹も枝もしっかりしています。ハシゴを掛けて登って采茶します。3人で摘みきるのに半日かかります。

■品種
茶葉の形や色を見て、この単樹のお茶は易武山や漫撒山の古い時代の「瑶族」（ヤオ族）の関わる品種に似ていると思いました。

細長くピンと尖った感じは、易武山の奥地の「刮風寨」や「白茶園」の茶葉に似ています。いずれも瑶族の里です。しかし、全体的に比べるとやや小さめの葉で、もしかしたらそれは農地という環境で長年育って変化した特性なのかもしれません。単樹はひとつの品種に絞ることから、個性の尖ったお茶ができます。
樹齢100年に満たない若い茶樹には、特徴のある茶葉がいくつも見られます。品種を特定した苗を買ってきて植えたのではなく、茶樹の種から育てた実生によるものだと思われます。
明代から清代（1600年代から1800年代）にかけて外地から持ち込まれた品種もあり、易武山の茶樹はバラエティーに富みます。
参考―ページ
+【易武山　品種のオアシス】

■その2　製茶
+【易武単樹青餅2014年・秋天プーアル茶　その2.】

易武単樹青餅2014年・秋天プーアル茶

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価格（送料込み）

• 易武単樹青餅2014年・秋天　1枚　180g　終了

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